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結婚式カメラマンが直伝!あなたにピッタリの外注カメラマンの探し方

結婚式当日を唯一振り返ることが出来るのが写真や動画です。

たくさんの想いが詰まった結婚式だからこそ、当日の出来事や記憶を「納得のいく形」で残しておきたいのは、皆さん同じではないでしょうか。

 

ここでは、式場で撮影を依頼するのではなく「外注」を検討している花嫁さんに是非知っておいて欲しいことを、

結婚式カメラマンの視点からお伝えします。

結婚式は「カメラマンから決める」という選択肢

(1)一生形に残るものは写真と動画

こだわって準備してきた小物類、会場の装飾、悩んで選び抜いたドレス、ヘアメイク、当日の演出など。

自分たちの目で見えるものもあれば、当日のゲストの表情や中座中の様子など。

自分たちが見ることの出来なかった部分を振り返ることが出来るのも、写真と映像ならではの魅力です。

 

アルバムや映像を結婚式後の記念日などに見返している姿を、少しだけ想い描いてみてください。そこでどんな写真や映像が浮かんできましたか?

 

こだわって準備した1つ1つの物・大切なゲストや家族との様子を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

 

実際に撮影させて頂いた先輩花嫁さんに後日感想をお聞きすると、アルバムの中の大好きな1ページ、データで保存したお気に入りの写真を何度も何度も見返している方が、本当にたくさんいらしゃいます。

 

(2)結婚式を「カメラマンから決める」という選択

これほど結婚式の中で大きな役割を担っている写真や映像ですが、前撮りや各種演出を含めた合計金額の平均が、全体予算の中の10%程度という統計もあります

(※情報元および参照資料は後日掲載します)


何も知らずに見積りの価格だけを見ると「高い」と感じることもあるかもしれませんが、

まずは「カメラマンから決めること」のメリットについてお伝えします。

 

(3)結婚式を「外注カメラマンから」決める5つのメリット

1:好みの作風に合った業者やカメラマンを選べる
(カメラマン個々の作風とお客様のニーズがマッチするため、満足度が高い)

2:綿密なコミュニケーションが可能
(様々な手法で直接打合せが出来ることが多いため、式場のプランナー経由よりも意図や要望を的確に伝えられる)

3:常に競争下にあるため、独自のブランドや商品力がある
(個々のニーズに合った商品やプランを選べる)

4:式場の撮影よりも高品質かつ節約になることがある
(式場との中間料金が発生しない分、コストパフォーマンスが高い)

5:事前に信頼関係を築き、安心して任せることができる
(前撮りなども含め、当日初めて会うよりも圧倒的な安心感がある)

 

(4)結婚式のプロカメラマンなら誰が撮っても同じ?

結婚式を専門に撮影しているプロカメラマンであれば、ある程度以上のクオリティは保証されています。

しかし、「共通した撮り方(一般論やマニュアルなど)」はあっても、「撮影現場での最適な判断」はカメラマンの技量や感性によって変わってくるもの。

同じ現場で誰が撮っても「全て同じ」ということはありません。

 

式場には式場に求められる撮影方法があり、専門業者には専門業者ならではのブランド、個人ならその人独自のスタイルがあります。

 

特に個人のカメラマンであれば100人100通りの作風が顕著に現れます。

 

どれが正しいかではなく、それぞれの特徴をしっかり理解した上で自分たちに合った外注カメラマンを選ぶことが大切です。

次の項では外注カメラマンの種類や特徴について詳しくお伝えしていきます。

実は色々選べる!外注カメラマンの種類や特徴4つ

結婚式を撮影するカメラマンや撮影業者は値段も内容も様々です。

これらをしっかりと理解することで、あなたに合った外注カメラマンを選択することが出来ます。

 

結婚式を撮影するカメラマン(外注以外も含む)の種類や特徴は以下の通りです。

 

(1)式場専属業者(大手撮影会社)
(2)結婚式撮影専門業者(提携会社以外)
(3)フリーランス(個人)結婚式カメラマン
(4)番外編(格安派遣業者・ブライダル以外が専門のカメラマン・友人カメラマン)

 

(1)式場専属業者(大手撮影会社)

前の記事で詳しく記載しましたが、仕組み上どうしても値段が高いことと、すべてのお客様に対して均一な品質が求められる傾向にあります。

 

例えば「ボケ味の強い写真」「技術的に他のカメラマンが真似できない写真」などはNGとされることが多いです。

こういった理由から「こだわりの強い方」には不向きです。

 

近年では専属業者の品質がとても高い式場も増えてきていますが、まだまだ数は多くありません。

筆者も以前に専属業者の契約カメラマンとして撮影しておりましたが、

お客様のために撮影した写真を「全て納品出来ないこと」には非常に心苦しいものがありました。

 

よく見られるリスク(後悔)として、プランのカット数によって撮影内容が大幅に変わってしまいます。

 

仮に予算に余裕が出来て後からカット数の多いプランに変えた場合でも、満足のいくカットは

「保証できないもの」と思っておいた方が良いでしょう。

 

(2)結婚式撮影専門業者(提携会社以外)

外注業者はこちらに分類されます。お客様(新郎新婦)との直接契約を結ぶため、式場よりもきめ細やかな対応が出来ることや、多種多様なニーズに応える独自の商品力(ブランド)があるのが最大の強みです。

 

会社によって異なりますが、所属カメラマンのリストや作品集から「指名」出来るのも大きなメリットの1つです。

 

受注件数に限りのある「品質重視」の業者から「格安」を売りにした業者まで、コンセプトや強みは多種多様です。

式場の撮影と比べて「独自性」が強い傾向にあるため、ご自身の大切にしたいことをハッキリさせて選ぶ事を、おすすめします。


※イメージと異なる場合もある
リスクとして理解しておきたいのは「指名なし(お任せ)」の場合、

所属カメラマンの人柄や作風も様々なので、「気に入ったサンプル写真やクチコミでの評価と、

実際に撮影するカメラマンの人柄や作風が異なる場合がある」という事です。

 

指名ができない場合は特にですが、サンプルのベストショットやネット上のクチコミだけで判断をするのではなく、

少しでも疑問や不安があれば、問合せの上で詳しく確認することをおすすめします。

 

(3)フリーランス(個人)結婚式カメラマン

技術的な部分だけでなく、カメラマン自身の人生経験(カメラマンになる前の経歴や独立の経緯など)全てが独自の強みとなります。

 

筆者自身も音楽畑(吹奏楽)から写真の世界に入り、より自身の想いを形にするべく「独立」という選択をしました。

 

フリーランスの多くは組織化をしていません。この場合「その人ならでは」の作風・人柄が最大のメリットである半面、万が一の時に「他がいない」というリスクを常に抱えています。

 

リスク回避の一例として、信頼のおけるカメラマンと提携して「2カメラ体制」で撮影を行う事もありますが、現実的に100%のリスクを回避できる訳ではありません。

 

相手方から語られることは少ないかと思いますが、信頼関係のためにも、約款事項などは必ず確認することをおすすめします。納得の上で慎重に判断することが大切です。

 

※イレギュラーに強いフリーランス

よくある質問に「会場での撮影経験が無い場合でも、きちんと撮れるものでしょうか?」

という質問があるのですが、フリーランスだからこそ、どんな状況下でもその場で最大限に良い物を残す「対応力」に長けているのも特徴です。

 

もし「マニュアル通りの無難な撮影」や「イレギュラーが発生したから良いものは撮れませんでした」と甘んじるようであれば、価格(安さ)以外にフリーランスが選ばれる理由はありません。

 

だからこそ、厳しい状況下で選ばれ続ける人気カメラマンほど、お客様の満足度を上げることに熱心で、新しい挑戦にも積極的です。

 

※顔の見える安心と信頼

結婚式当日だけでなく、前撮りや後撮り、結婚後の家族写真など、ライフステージに合わせて長いお付き合いが続いていくのも、フリーランス(個人)ならではのメリットです。

カメラマン個々に様々な想いのもとで独立しており、親切で誠実な人がとても多いです。

 

個人対個人で「顔の見える関係」であることから、撮影の相談はもちろんのこと、結婚式に関わる様々な相談事(会場選び・演出・交渉術ほか)にも丁寧に向き合ってくれるカメラマンが筆者の周りにも数多くいます。

 

個人という性質上、幅広い業務内容(撮影・編集・納品・営業活動・ブランディング等)が一貫して自身のブランドになるため、

きちんと納得と判断の上で選んだ場合に「期待外れ(イメージと違った)」となるリスクが他より少なく、

「圧倒的な安心感」があるのも特徴です。※個々の判断により業務委託をする場合などもあります。

 

※相性と作品で選ぶなら、フリーランスが最適

少し長くなりましたが、「写真にこだわりのある方」「好きな作風が明確な方」「カメラマンとの相性を重視したい方」は、自分達に合うフリーランスの結婚式カメラマンを探すことをおすすめします。



人気のカメラマンほど早期(半年~1年前)に空きが埋まってしまう事も多々あるので、もし気になるカメラマンを見つけた場合は「空き状況だけでも」お問合せされてみてはいかがでしょうか。

 

フリーランスのカメラマンとしては1つ1つのお問い合わせは、どんなに小さな内容であれ嬉しいものです

 

(4)番外編(ブライダル以外が専門のカメラマン・友人カメラマン)

結婚式撮影は様々な撮影の中でも専門性が高く、一通りの撮影が出来るようになるまでは豊富な現場経験が必要です。

安易に「プロならだれでも撮れる」と思っている方を時々見かけますが、結婚式を熟知していない人に撮影を依頼するのは、とてもリスクの高いことです。

 

結婚式カメラマンだからこそお伝えしたいのですが、ブライダルの撮影経験の少ない専門外のカメラマンは

「素人と大差のないもの」と思って頂いた方が後々の信頼関係のためにも安心です。

 

※友人カメラマンの注意点

プロの結婚式カメラマンと友人なのであれば、それは最高に安心出来ることですが、普通の友人に撮影をお願いして後でデータを集めるのはおすすめできません。

 

確かにカメラの性能は上がっており、友人だからこそ撮れる自然なカットもとても素敵なのですが、相手方のことを少しだけ考えてみましょう。

 

ご祝儀を払って参加している場合は尚更です。いくら写真好きの方であったとしても、お祝いといえど本気で撮影をしようものなら、普通に飲食するのはとても大変です

(私が列席カメラマンとして撮影に入るときも、1つの料理を3分以内には食べ切ります。笑)

 

もしデータが消えてしまったり撮り逃しがあっても一切責めることはできません。

そして、友人という関係性から身内がどうしても多くなってしまうのは致し方ないことでしょう。

 

プロカメラマンが友人である場合を除いて、リスクが大きい選択になるので、お互いにしっかり相談の上で最良な判断をすることをおすすめします。

現役カメラマンが直伝!あなたにピッタリの外注カメラマンの探し方

前述のとおり、一生形に残るものだからこそ、写真や動画の外注先は十分に納得の上で選ぶ必要があります。

ではどのような基準で選ぶのが良いのでしょうか。決して難しいことではなく、とてもシンプルなポイントをお伝えします。

 

外注業者を選ぶ際に必ず確認しておくべき6つのポイント

1写真の作風(色合い・構図・感性・得意分野)
2:カメラマン指名の可否(空き状況やキャンセル待ちの詳細)
3:撮影者の情報(担当カメラマンの撮影実績・人柄)
4:打合せの有無や方法(コミュニケーション・相性)
5:撮影プランに含まれるもの(カット数・納品内容・オプション・納期など)
6:約款事項(各種リスクへの対処やキャンセルポリシー)

 

上記を踏まえた上で、「価格が適切かどうか」を判断するのが賢い選択です。とは言っても予算のことは気になりますよね。

 

確かに限られた予算の中でいかに節約するかも大切なポイントですが、じっくり考えずに値段やプランだけで選んでしまうと、せっかくご自身で選んだのにも関わらず後悔をしてしまう場合もあります。

 

この項では「あなたにピッタリの外注カメラマンの選び方」ついてお伝えさせて頂きます。

 

外注の失敗事例

(正直、カメラマンとの相性が合わなかった)
(意図がうまく伝わっておらず、撮り逃しがあった)
(サンプルとイメージが全然違う)
(キャンセルや料金に関して曖昧な事項があり、後にトラブルになった)
(撮影後に連絡が取れなくなってしまい、納品がされない)

 

あまり想像したくないケースかもしれませんが、実は筆者自身もお客様と曖昧な約束からトラブルになってしまったケースが以前にありました。

 

反省すべきところは反省しつつ、これからの方が、納得の上で契約され、お互いに気持ちよく取引をして頂きたいという願いをこめて、率直な記事を書かせて頂きました。

 

自分達に合う外注カメラマンの選び方

※外注カメラマンも様々。まずは自分たちが大切にしたいことを明確に

自分たちの結婚式で何を大切にしたいのか、どんな写真を形に残したいのか。自然な写真、流行りの写真、昔ながらの作風の写真など。

ネットやSNSで色々な情報が簡単に得られる時代だからこそ、前の記事で最初にお伝えした「私たちは何を大切にしたいか」を思い出してみてください。

 

結婚式カメラマンの仕事は「あなたにとって」最高のウェディングフォトを、ゲストの方々を大切にしながら形にすることです。

 

あなた以外の別の結婚式のことを気にしすぎると、何が良いのかわからなくなってしまいますし、

写真についてすべての人が満足できる「正解不正解」というものはありません。

 

どのカメラマン、撮影会社にも素敵なところがそれぞれあります。

クチコミや値段・内容で比べることも大切ですが、まずは自分たちの大切なことを明確にして、写真や文章から「作風や価値観の近いカメラマン」を探すことをおすすめします。

 

※100人いれば100通りの撮り方がある

写真でわかりやすい例を出すなら、柔らかくて暖かい作風が得意なカメラマンもいれば、パキっとした光でクールな描写が得意なカメラマンもます。

 

撮影の時に距離感が近く親しみやすいカメラマンもいれば、遠目に存在感を全く感じさせないカメラマンもいます。

 

それぞれが正しいかどうかではなく、その人ならではの良さや強みがあるので、その良さを最大限に活かすためにも、

「この人の感性に任せたい」と思える人を選ぶことをおすすめします。数人いる場合、お問合せだけでもしてみると良いでしょう。

 

※サンプル写真は「全カット」での確認をした方が良い理由

SNSやネットの情報で全てを判断するのはおすすめしません。

基本的にInstagramやHPなどSNS上に掲載してあるものは「ベストショット」であり、ある程度の趣向はわかりますが、偏った判断になってしまうことがあります。

 

全カットのデータを複数(2-3件)見ることで、カメラマンの本質的な得意不得意、撮影や編集加工の傾向が見えてきます。

 

アルバムが気に入った場合でも1度は全データをご覧になることをおすすめします。

優良な撮影会社やフリーランスのカメラマンであれば、打合せを断られることは基本的に少ないでしょう。

 

※お互いに人だからこそ、相性は重要

たとえ契約前であっても、出来る限り対面で会うことをおすすめします。

(遠方の場合もメールだけではなく電話で直接話すことをおすすめします)

 

ある人にとっては美しいと感じるものでも、ある人にとっては魅力を感じないことがあります。

 

カメラマンは精一杯お客様に喜んで頂くための撮影を行いますが、あなたの全てを最初から知っている訳ではありません。

 

だからこそ、「人と人との相性」や「信頼関係」はウェディングフォトにおいて、とても重要なことです。

 

人それぞれ様々な価値観や捉え方があるので、ネットで書いてあることや作品が好きであっても

 

「相性が合わない」と少しでも感じる場合は、「あなたにとって」満足のいく結果にならない場合があります。

 

決してあなたが悪いのではなく、どんなに他で良い評価や実績があったとしても、ご自身の価値観と「何かがズレている」ことへのサインなので、

些細な違和感や疑問でもそのままにせず、しっかり伝えることをおすすめします。

まとめ

この記事では、結婚式カメラマンの「種類や特徴」そして「納得のいく選び方」についてお伝えしました。

 

最後にカメラマン選びで悩んでいる方に、ノウハウや方法論よりも一番大切なことをお伝えします。

 

それが「完璧を求めないこと」そして「信じること」です。

 

結婚式のカメラマンは、式場専属業者であれ、結婚式撮影専門会社であれ、フリーランスであれ、

チームとしてお2人の結婚式を一緒に創るパートナーの1人です。

 

完璧を求めてしまうとついつい「嫌な部分」ばかりが目立ってしまう訳ですが、信じることで「良さを最大限に活かす」ことができます。

非このことを忘れずに、信頼のおけるパートナーの1人を、じっくりと探してみてくださいね。

あなたにとって、この記事が何かのお役に立てたり励みとなれば、筆者もとても幸せです。今回もお読み頂きありがとうございました。


Wedding Photographer

SYU KIKUZATO

1987.8.3 東京出身。2013年より婚礼撮影会社にて撮影経験を積む。

 

「もっと1組1組に寄り添い、一生大切にしたくなるような写真を届けていきたい」という想いから、2015年にPhotoarts (フォトアーツ)を立ち上げ、現在はフリーランスとして活動中。

 

コンセプトは、100年たっても「気持ち」の伝わる写真物語。決まり切ったスタイルに縛られず、そばにいて自然と溢れ出す「あなたの物語」を切り撮ります。

 

書籍掲載実績:BackpackWedding~世界の絶景でウェディング~

撮影実績:200組以上(Photoarts創設より)

好きな言葉:「大切な人の、大切な人を、大切にする」(松永真樹)

WRITERS ARTICLE

1987.8.3 東京出身。2013年より婚礼撮影会社にて撮影経験を積む。

 

「もっと1組1組に寄り添い、一生大切にしたくなるような写真を届けていきたい」という想いから、2015年にPhotoarts (フォトアーツ)を立ち上げ、現在はフリーランスとして活動中。

 

コンセプトは、100年たっても「気持ち」の伝わる写真物語。決まり切ったスタイルに縛られず、そばにいて自然と溢れ出す「あなたの物語」を切り撮ります。

 

書籍掲載実績:BackpackWedding~世界の絶景でウェディング~

撮影実績:200組以上(Photoarts創設より)

好きな言葉:「大切な人の、大切な人を、大切にする」(松永真樹)

WRITERS ARTICLE