

結婚式に生理が重なりそう!コントロール方法やその対策まとめ
結婚式の日に「もし生理がかぶってしまったら?」絶対に結婚式とかぶらないとは限らないですよね。
でも、プランナーさんやカメラマンが男性だと、相談はしにくいもの。
実際に私も、男性スタッフがいなくなった間に、コッソリ花嫁さんから相談されることもよくあります。
女性には気になる部分ですよね。
何よりウェディングドレスは真っ白!!座っている間にちょっとでも「失敗」すると・・・目立つこと間違いなし☆状態に・・・。
結婚式も前撮りも一生に一度のことなので、そういった残念な想いをすることは避けたいもの。
そんな今日は、女の子の日でも結婚式を楽しむための方法をお伝えしようと思います♪参考になれば幸いです。
自分の生理周期を知る
まず初めに、自分の生理周期ってご存知ですか?
自分の体のことなのでマメに毎朝体温を測ったり、生理が始まった日をカレンダーに印をつけたりと、実践されている方も多いようです。
そういったように次の生理予定日を知る方法はあるんですね☆しかも毎朝体温を測って記録していくと「あれ?妊娠したかも!」なんてことも自分で気付けちゃうので、習慣づけていくのもオススメです!
では、具体的にはどうすれば良いのかをお話ししていこうと思います。
カレンダーに印をつける
これは一番簡単な方法かと。
生理が始まった日にペペッとカレンダーに印をつけるだけ。ただそれだけです。
生理周期は約25日~38日の間と言われています。この間の数字で自分の生理周期を知るには、生理が始まった日から次の生理が始まった日を引くと、簡単に出てきます。
例えば8月1日に生理が始まり、次の生理が8月30日に始まったとすると、その場合の生理周期は「29日」となります。
こういったように自分の生理周期を把握しておくと、カレンダーを見ながら次の生理開始予定日が分かるだけでなく、○月の生理開始予定日なんてのもすぐ分かっちゃうんですね。
ただ生理不順の方もいらっしゃいますし、体調が悪かったりストレスが溜まったりすると、ホルモンバランスの崩れで生理予定日がずれてしまうことも。
そういった方でもカレンダーにしっかり印をつけておけば、早めに生理不順のことも推測できますし、自分の体調の変化にも気付きやすくなります。
いずれにせよ、カレンダーに生理開始日をつけておくことは、自分を知る上でも大切なことです。
毎朝基礎体温を測る
これは妊活でも取り入れている方法であり、生理不順の方でも生理が始まるというのが分かりやすい方法。
女性ホルモンの働きによって、女性の体温は1ヶ月を通して上がったり下がったりしています。
生理が始まると体温はぐんと下がり、排卵が近づくにつれて体温は上がっていきます。なので体温が高い日が続き、体温が下がり始めると・・・そろそろかも?と予測ができるわけですね。
なんと便利なアプリ
実は生理周期を把握してくれたり、次の生理開始予定日を知らせてくれるアプリもあるんです☆
やり方は簡単。生理が始まった日にアプリを起動して日付を入力していくだけ。あとはアプリが管理して次の生理開始予定を推測してくれるという優れもの。
内容的にはカレンダーと変わりありませんが、アプリを開くだけで生理予定日が分かっちゃうんなんて、計算が苦手な女の子には嬉しいポイント!
上記のような方法で、生理開始予定日だけでなく、自分の体調まで知ることができるんですね。
自分の生理周期を常に把握しておくと、結婚式の日取りを決める際にも考慮できます。
生理開始予定日をコントロールできる?
なんと、生理開始日はずらせちゃうんです!
それは産婦人科さんで処方してもらう必要があるのですが・・・誰でも名前を一度は聞いたことがあると思います。「ピル」という薬です。
ピルには、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2種類の女性ホルモンが含まれていて、飲むと血中のホルモン(とくに黄体ホルモン)が増えます。
黄体ホルモンが増えるのは通常、排卵後。そのためその情報が脳の視床下部に伝えられると、「すでに排卵後のホルモン状態である」と判断されて排卵が起こらない、というしくみになっているのです。
(引用元:https://www.sofy.jp/ja/advice/during-period/06.html )
ピルによって実際に生理をコントロールする方法は下記の通りです。
海外旅行や結婚式に合わせて生理をずらしたいなど、一時的に生理周期を調整するときにもピルは役立ちます。一時的な使用には低用量ピルよりもホルモン含有量が多い「中用量ピル」を服用することが多いですが、低用量ピルでも可能です。
生理日を早めるには、中用量ピルの場合は生理開始日の5日目から、低用量ピルの場合は生理初日から服用し、生理を起こしたい日の2日前くらいに服用を中止すると出血がはじまります。
生理を遅らせたいときは、排卵があった後、高温期に入ってから飲みはじめます(中用量ピルが一般的)。
生理予定日の5日前くらいから薬を飲みはじめ、妊娠中と同じようなホルモン状態にすることで生理を遅らせます。服用をやめて2~3日後には生理がはじまります。
ふだんから低用量ピルを服用している人は、1相性のピルを飲み続けていれば、その間、生理を遅らせることができます。
いずれの場合も直前では間に合わないので、予定している2~3ヵ月前には婦人科へ相談しに行きましょう
(引用元:https://www.sofy.jp/ja/advice/during-period/06.html )
「ピル」と聞くと、何となく産婦人科さんへもらいに行きにくいと感じている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし実際に私が帝王切開で娘を出産後、出血がいつまでも止まらない時にお医者さんから「ピル使う?」と勧められたくらいなので、そんなに気にしなくても大丈夫です。いろんな目的で使われていますから^^
ピルを使うことによって、生理がコントロールできる。
生理自体は起こってしまうことなので仕方がないと思っていた花嫁さんも「結婚式はどうしてもこの日が良いけれど、生理とかぶるのは嫌だ」と思っている花嫁さんにも、嬉しいニュースですよね♫
もし結婚式の日に生理がかぶってしまったら!
生理と結婚式をかぶらせないためには、様々な方法がありましたね。
あらかじめ生理開始予定日を把握しておき、結婚式の日取りをずらす方法。ピルを使って生理開始予定日をコントロールし、結婚式の日と生理をかぶせない方法。
様々な方法はありましたが「やっぱり前撮りや、結婚式の日に生理がかぶりそう!」となった時に、乗り越える方法をお伝えしたいと思います。
守りは厳重にしておくこと!
生理になってしまったものは仕方がない。しかし大事なウェディングドレスは「真っ白」だ。少しでも「失敗」をすれば、色的にもすごく目立つ。
生理が始まって2、3日目が一般的に量が多いと言われています。その2、3日目に前撮りや結婚式とかぶってしまったとなると・・・オーマイガー状態。
自前のドレスであればまだ状況は良いですが、レンタルものとなると何としても「失敗」は避けなければ!という責任重大。
万が一レンタルしていたドレスに付着してしまった場合、余分なクリーニング代は免れません。
いろんなケースを想定し、あらかじめドレスショップの方にも確認しておいた方が良いでしょう。
ドレスを着て立っている時はパニエが入っているので付着は考えにくいですが、前撮りで座ることもありますし、披露宴となるとさらに座っている時間も長くなりますので、不安になりますよね。
お色直しの時間にナプキンを交換できたとしても、お色直しまでの時間もなかなか長いものです。
そこで、守りは厳戒態勢にしておいた方が良いでしょう。いわゆるフル装備。まずナプキンは「多い日用」にすることがオススメ。
今は多い日用でも薄型が多いですが、真っ白なドレスを何としても守るために、その日だけは分厚いナプキンに変えることも一つの手。
吸収力が優れているものの方が気持ち的に余裕ができます。
そして、前撮りは立ち座りなどの動作が多かったり、披露宴では座っている時間も多くなります。
立ち座りの動作や長時間座っている体制は、量が多ければ多いほど後ろに流れやすいものなので、夜用くらい長さのあるナプキンをしておくこともオススメします。
また、立ち座りなどの動作が多かったりするとナプキンがずれやすくなりますので、私は「羽根つき」を推奨。
そしてそれにタンポンまで入れておく。(これを私は「フル装備」と呼んでいます。)
このフル装備で厳重体制にしておくことによって、少しは気持ちの余裕も持てるのではないでしょうか。
アンダーウェアは自前で
フル装備で挑んだからといって、安心するのはまだ早い。
ドレスはパニエも入っていますので、フル装備をしておけばまずドレスに付着する可能性は低くなりますが、ドレスよりパニエより、あなたの一番近くにいるもの。それは「アンダーウェアー」。
アンダーウェアーにもいろんなタイプがありますし、式場さんによっても推奨されているタイプは違います。
そしてドレスショップによって、アンダーウェアーがレンタルの場合もありますし、逆に「ご自分で準備してきてください」パターンも。
結婚式や前撮りに生理がかぶってしまい、なおかつアンダーウェアーがレンタル品の場合、自前で準備しておくことが無難でしょう。立ち座りの動作が多い前撮りや披露宴は、ドレスよりもまず先にアンダーウェアーに「失敗」してしまう可能性が高いもの。
アンダーウェアーはネットでも安く手に入りますし、下着屋さんなどでも販売してあるお店も増えました。実は手に入りやすいものなんです。
自前で準備しておくと「まさか」の時にも安心ですし、かえって安く済む可能性も。
こういった方法で、もし結婚式に生理がかぶってしまっても乗り越える方法はあります。
フル装備をしたことによって、気持ち的にも余裕が生まれ披露宴を心から楽しむための第一歩となるでしょう。
辛い生理痛の中でも楽しい時間を過ごすために
生理中に一番辛いことといえば「生理痛」ではないでしょうか。
生理痛にも個人差はあり、立っていられないほど辛いという方も入れば、全く痛みがないという方もいらっしゃいます。
かなりの個人差はある生理痛ですが、生理痛がひどい方からすれば、多大な時間を要する披露宴や前撮りは、ものすごく高い壁ではないでしょうか。
しかし結婚式や前撮りは一生に一度のもの。せっかくなら心から楽しみたいですし、たくさんの心からの笑顔も残したいですよね。普段生理痛がひどいという花嫁さんへ、いくつかの解決法を準備しました。
まず薬は必須
日常生活に支障が出るほどの生理痛をお持ちの方、まず薬は必須です。
今は痛み止めだけでなく、生理痛に特化した薬も増えてきましたね。生理痛だけに特化した薬ということもあって、眠くなる成分が入っていなかったり、胃が荒れにくいといった嬉しい点も。
実は「痛み止め」というのは胃液を止めてしまう作用を含むものが多く、痛み止めを飲むと胃が痛くなるという話もよく聞きます。
実際に私は生理痛がかなり酷い上に偏頭痛持ちなので、よく強い痛み止めを飲みますが、実は胃も弱いという合わせ技の持ち主ですので、毎回フルボッコ状態。
こういったことを避けるため、痛み止めを服用する際はなるべく体に優しいものを選びましょう。
「体に優しいもの」と聞くと「効果が薄いのではないか」と不安に思われる方もいらっしゃるかと思います。
生理痛がいつもひどくて、強い痛み止めじゃないと安心できないという方。
強い痛み止めを服用する際は、必ず胃薬も一緒に飲みましょう。一緒に飲んで良い薬とそうでない薬の種類もありますので、お医者さんに確認することが必要です。
そういえば、25歳になると生理痛は無くなるという噂は本当なのでしょうか・・・。個人的に気になります。
生理中あるあるの貧血
生理中は体内から大量の血液を失うことになりますので、貧血を起こしやすい状態。
しかもドレスの締め付けや、ヘアメイクで使用するピンや強く縛ったゴムが頭を圧迫していることから、通常よりも貧血を起こしやすい可能性が。
ここでの解決策としてまず一番は「体を冷やさないこと」。ただでさえ生理中は体温が下がっていて、体が冷えやすい状態です。
肌の露出が多いドレスを着て「体を冷やすな」というのは難しい話になりそうですが、お支度室の空調温度を高めに設定してもらったり、移動の少しの合間でも上着を着たりと工夫できる点はたくさん!
また貧血が起きた時には、チョコレートのような甘いものを食べると落ち着くという説もあります。いつでもつまめるサイズのものを準備しておくのも◎。
万が一貧血が起こってしまった場合には、すぐに近くにいる人へ知らせましょう。美容師さんがピンやゴム、ドレスのコルセットを緩めてくれたりなど、何かしら素早く対応してくれるはずです。
もしここで我慢してしまっては楽しい思い出は残りませんし、花嫁が倒れるというオーマイガーな事態も起こりうる可能性が。
絶対に我慢はせず、貧血が来てしまったなと思ったら速やかに伝えましょう。
アルコールを控える
これは貧血の部分にも少しつながりますが、生理中に多量のアルコールを摂取すると体が冷えやすくなり、貧血を引き起こしやすくなります。
また生理中は体が冷えやすい上に、脱水にもなりやすいのでいつもより酔いやすくなり、頭痛を引き起こす場合も。
結婚式はお祝いの場で、乾杯やゲストがお酒をつぎに来てくれたりと、結婚式とアルコールは切っても切れないようなものですが、たしなむ程度にしておく方が良いでしょう。
高砂の下には必ずお酒を捨てるためのバケツ等が用意されてありますので、飲みすぎない程度に調整してあげることが大事。
こういったように生理痛がひどい花嫁さんが、結婚式や前撮りの日に生理がかぶってしまっても、乗り越える方法はあります。
自分の体と相談しながら調整してあげることで、辛い生理痛も乗り越え、楽しい時間を過ごすことができるでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
できれば一生に一度の大事な時に、生理とはかぶりたくないものですが、解決方法を知っておくことによって回避できたり、緩和できたりします。
もし生理が被ってしまっても、始まってしまったものは仕方がないので、自分自身で最善を尽くしましょう。
ブルーになりがちな「女の子の日」ですが、あらゆる手段できっと素敵な一日へと変えることができます。
ブルーな気持ちなんて吹き飛ぶような素敵な一日を、最高の笑顔で過ごせますように。
九州・熊本を拠点としたウェディング映像制作・写真撮影・ブライダルプロデュースを行っているAVENIRDESIGNのビデオグラファー・エディター。
結婚式の撮影を行う立場から、新郎新婦の悩みによくある「実際はどうなのか?」に対し、女性目線ならではの意見と笑顔で、これまでたくさんの花嫁から支持されてきた。
自身の結婚式や、出産・子育てを経験したことにより「結婚式本来の価値と家族の大切さ」を知ると同時に、花嫁から母へ変わる瞬間の「女性の美しさ」に感銘を受け、独自で家族写真・こども写真の出張専門のブランドサイトを立ち上げる。
「人の為に自分は何ができるのか?」を考えることが好き。
WRITERS ARTICLE九州・熊本を拠点としたウェディング映像制作・写真撮影・ブライダルプロデュースを行っているAVENIRDESIGNのビデオグラファー・エディター。
結婚式の撮影を行う立場から、新郎新婦の悩みによくある「実際はどうなのか?」に対し、女性目線ならではの意見と笑顔で、これまでたくさんの花嫁から支持されてきた。
自身の結婚式や、出産・子育てを経験したことにより「結婚式本来の価値と家族の大切さ」を知ると同時に、花嫁から母へ変わる瞬間の「女性の美しさ」に感銘を受け、独自で家族写真・こども写真の出張専門のブランドサイトを立ち上げる。
「人の為に自分は何ができるのか?」を考えることが好き。
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