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結婚式場探しの新たな基準!?フォトグラファーから見たフォトジェニックな式場の特徴

結婚式を挙げることが決まり、いざ結婚式場探しがはじまります。

しかし、実際に結婚式場を探し始めてみるとその数の多さにびっくりするのではないかと思います。

その数多い中から自分たちにあったベストな式場を探さなくてはなりません。中には、10会場近くも会場見学をして決めるという新郎新婦もいらっしゃいます。とても大変ですよね。

 

式場選びの大切なポイントは、お二人が大切にする「基準」を持つこと。

例えば、遠方からのゲストが多いなら、アクセスの良い場所にあること。
例えば、大聖堂のようなチャペルで式を挙げたいというイメージがあること。

例えば、みんなに美味しい料理を食べてもらいたいということ。

 

どんな『基準』を設けるかはお二人次第です。一つに絞る必要はありません。

 

もしあなたが写真写りを重視し、素敵な結婚式の写真をたくさん残したいということであれば、式場選びにはいくつかのポイントがあります。

フォトジェニック=写真写りが良い式場という観点から、こんな特徴が写真写りを良くするというポイントを紹介していきたいと思います。

 

1.メイクルーム編

 

結婚式の1日はここから始まります。

メイクをおこない、ヘアスタイルをつくり、ドレスを着て、みるみる花嫁になっていく過程はとてもドキドキワクワクするものだと思います。そんなメイクルームのポイントです。

 

外光が入る(窓がある)

外からの自然光が入ってくるお部屋は挙式が始まる朝にぴったりの演出をしてくれます。

美しい写真を残したい花嫁にとって、”光”はとても重要です。

メイクルームが暗かったり強いスポットライトだけが照明になっていたりする会場を見かけると、もったいない!と思ってしまうほど。

きれいな外光が入るメイクルームでは、肌も美しく見せてくれて素敵なメイクルームでの写真が残るでしょう。

 

それなりの広さがある

広さがあることで、カメラマンは様々な角度から撮影しやすくなります。よって、様々なバリエーションでお二人を写真に収めることができます。

写真と映像の両方を頼まれる方も多いと思います。そうなるとカメラマンが2名体制でお部屋に入ることになりますので、狭いと撮影できるアングルもより少なくなりがちです。

新郎新婦、メイクさんに加え、カメラマン2名が入っても自由に動き回れるスペースがあるとベターです。

 

 

鏡が大きくて綺麗

メイクルームには、必ず鏡があります。フォトグラファーは、よく鏡を使って写り込む新婦の姿を撮影します。

その時に鏡が小さいと、角度によっては顔の一部分しか映せないということも。。

フォトグラファーとしては、表情だけではなく可能な限りドレスも写したいという思いがあります。そのために、鏡の高さは1m程度は欲しいものです。

また、鏡の汚れはかなり目立ちます。”綺麗な鏡”も重要なフォトジェニックアイテムの1つです。

 

ものがごちゃごちゃしていない

撮影に入ると、たまにメイクルーム内で脱ぎっぱなしの衣類や、ダンボールや袋などを見かけます。

これはカメラマンの注意力で回避できる部分ではありますが、ベストな角度からベストな写真を撮影するためにも、これらは極力ない状態にしましょう。

 

2.挙式会場編

 

教会や神社など様々な挙式のスタイルによって大きく環境が違ってきますが、なるべく共通する項目を記載してみました。

 

外光が入る

これはメイクルームと一緒ですね。

綺麗な外光が入ると光の角度でドレスの質感やディテールなどもでてきます。

 

植物の緑がある

ウェディングと緑は相性が良いです。

神社であれば木々が多いところ。教会やチャペルであれば花やグリーンの装飾を施すと、とても写真映えします。

 

建物内の広さに横幅がある

これはカメラマンの身動きがより取れるということです。

そうすることによって、新郎新婦の表情、後ろ姿などはもちろん、家族やゲストの方々の表情もたくさん写真に残すチャンスが生まれます。

 

バージンロードが長い

バージンロードが長いことによって、父と娘が歩く姿だけではなくその時の周りのみんなの表情も写真に残すチャンスが広がります。

神社で言えば、参進をする本殿までの道のりに当てはめられるでしょう。

感動が生まれる良いシーンでは、ゲストを含めてみんなから自然と良い表情が生まれます。

この良いシーンを長く見せられると、よりたくさんの良い表情を写真に残すことができるということです。

 

教会、チャペルのバージンロードのつくり

教会やチャペルのバージンロードには、お二人が反射し鏡のように写る素材のものがあります。反射をいかしたおしゃれな写真も素敵ですよね。

 

天井が高い

結婚式当日、メイクやリハーサルなどが行われる挙式前は、お二人の表情を見せる写真が多く残ります

挙式が始まってからは、カメラマンが新郎新婦やゲストの表情を撮影しつつ、会場全体を写すいわゆる引きの写真を撮ることはマストです。その時に天井が低かったら。。そうです。天井が目立ってしまいますよね。

天井が高いことは実はそれだけでフォトジェニックなのです。

 

フォトジェニックな神社

挙式会場番外編として、フォトジェニックな神社についても考えてみました。

もちろん神社はどんなところでも素敵ですが、場所によっては、例えば太鼓橋があったり、手入れされているお庭があったりします。

和装姿の新郎新婦をより一層引き立ててくれるでしょう。

 

3.披露宴会場編

 

披露宴会場は様々なテイスト、テーマで作られており、レストランや料亭などもあります。

卓上装花を飾ったりアイテムを置いたりと、自分たちで作り上げられる自由度も比較的高いです。

その中でも、フォトジェニックさに影響してくるあまり自分たちではコントロールできない部分について記載していきたいと思います。

 

外光が入る、天井が高い

はい。ここまで読んでくださった方でしたらおわかりの通りです。

自然光が入り天井が高く、広いというのはそれだけでフォトジェニックなのです。

 

スポットライトが綺麗に当たる

披露宴開始時、新郎新婦の入場の際に会場が暗転しスポットライトが二人に当たり、さぁ入場ということがよくあります。

このスポットライトも、実はフォトジェニック要素の1つ。

カメラマンにとっては光の強さももちろん重要ですが、フォトジェニックという観点で見たときは、何よりライトの角度が重要かと思います。

理想はいわゆる逆光を演出しつつも二人の表情もわかるような光の当たり方です。

ピンスポットで手動で光を当てている会場もあれば、照明スタッフの方が機械で遠隔操作をして光を当てているところ、あらかじめ新郎新婦の入場時の歩くコースが決まっており、そこにダウンライトがすでに当たっている会場など様々です。

どのように照明が自分たちに当たるかを、会場選びの時に確認してみるといいかもしれません。

 

高砂が高すぎない

高砂なのに高すぎない。。ちょっと矛盾していますが、こんな部分も意外とフォトジェニック度に影響してきます。

披露宴中、新郎新婦は高砂で着席していることが多いです。

その際に高砂が高すぎると、ゲストから見た時にお二人が高砂の装花からひょっこり顔を出しているだけになってしまいます。その点で言うと、高砂が高いだけではなく高砂装花も高過ぎると良くないでしょう。

とはいえ、高砂は遠くの席の方にもお二人の姿が見えるように設けられているものです。そのあたりのバランスは重要です。

しかし、フォトジェニックという面では高砂が低いと良いかと思います。

最近はゲストと同じ目線の高さで披露宴を楽しむということで、高砂というもの自体が少なくなってきましたが、大きなホテルなどではまだまだありますし、その際は注意して見てみてください。

4.季節の移り変わりによる写真写りの変化

 

春夏秋冬がある中、結婚式のハイシーズンは春と秋です。これは気候の影響が大きいですが、写真で見たときにはさてどのような変化があるでしょう。

 

自然光の変化

みなさまご存知、太陽の高さは夏になると位置が高くなり、冬になると位置が低くなります。写真を撮る時、好みもあるかもしれませんが、太陽の高さが低いほうがより印象的な写真に仕上がります。例えると朝日や夕日が想像しやすいかと思います。

冬になると日中でも太陽の位置が低いため、結婚式場の窓から中に差す光の量も多くなりやすいです。(もちろん窓の方角によりますが)

よって、光の角度で言えば、冬、もしくは朝の早い時間帯か、夕方の時間帯がフォトジェニックと言えるでしょう。

 

植物の変化

ガーデンウェディングや中庭のある式場、緑が多い神社など、季節によって変わる植物も写真にとって大切なポイントと言えます。

花は季節ごとに咲く花があり困ることはないですが、やはり冬だけは、植物という点では寂しくなってしまいます。ただし、しっかりと手入れされている中庭などもありますので、冬に挙式を挙げる方々は、冬の式場の様子も写真などで見せてもらうのも良いかと思います。

 

5.写真写りが悪くなってしまう状況

これまで様々な結婚式場に行かせていただき、撮影をする中で、ちょっとこれは大変だなというポイントもありました。できれば避けたい状況です。

 

披露宴会場でお二人が座る高砂の照明が真上からのダウンライト

これは日中の外光が入る場所であればそんなに問題ないのですが、夜で割とムーディーな雰囲気の披露宴会場の場合はカメラマン泣かせな状況です。

そのまま撮ってしまうと新郎新婦の顔には上からの光による影が強く出てしまい、目の下には、まるでクマができてしまっている状態になってしまいます。

せっかくムーディーな雰囲気のある場所なのにストロボ(フラッシュ)を下手に使うと雰囲気はなくなってしまいますので、ある意味カメラマンの腕の見せ所ではあるのですが、ゲストが撮ってくれたスマホの写真には新郎新婦のお二人には強く綺麗ではない影が写ってしまっているかと思います。

 

挙式、披露宴スペースに対してゲストが多過ぎる状況

これまでの記事の中で触れてきた、広さの問題です。

プランナーさんから会場の収容人数を聞いていたが、たくさんのゲストを呼びたい。

とりあえずなんとかギリギリ収容人数に収まった。。

その結果、披露宴中たくさんの人が行き来するのが大変な状況になってしまうことが以前ありました。

もちろんこれはお二人の式場選びの基準次第ではありますので、お気に入りの式場で、たくさんのゲストに囲まれて結婚式を挙げることには大賛成です。そして現場のスタッフはみんなプロです。

その中でなんとかするものですので、一概に言えませんが、カメラマンが自由に動けるというのは、写真のバリエーションが増える可能性が上がると言えるでしょう。

 

まとめ

基本的にはどんな状況でも素敵な写真を残すために工夫をしていくのがプロのフォトグラファーの仕事です。ですので決して上記に記載されているものがすべてではありませんし、

フォトグラファーによっては見解が違うものもあるかもしれません。

 

この記事によって、想像もできなかった新たな結婚式場選びの基準が新郎新婦お二人の中にできたり、写真にこだわりたいけど会場の中には意外な落とし穴が存在したり。
ですが、より多くの素敵な結婚写真が残るといいなと思いこの記事を書きました。

皆様の参考になれば幸いです。

 

Fika and Fotos
ウェディングフォトグラファー
菊地 光


Wedding Photographer

HIKARU KIKUCHI

1987年生まれ、東京都在住、北海道出身、実家は牧場で牛を育ててます。

2007年より写真撮影会社にて写真の基礎を学び、結婚写真の撮影を始める。

2015年フリーランスフォトグラファーに。

前撮り、フォトウェディング、結婚式当日の撮影など年間約150組の撮影を担当

2017年これまでの経験を生かし、より多くの新郎新婦や家族にフォトグラファーだからこそ撮れる『温度や音や気持ちが伝わる写真』を届けたいと思い、Fika and Fotos 設立

2018年ウェディングフォトアワード金賞受賞

WRITERS ARTICLE

1987年生まれ、東京都在住、北海道出身、実家は牧場で牛を育ててます。

2007年より写真撮影会社にて写真の基礎を学び、結婚写真の撮影を始める。

2015年フリーランスフォトグラファーに。

前撮り、フォトウェディング、結婚式当日の撮影など年間約150組の撮影を担当

2017年これまでの経験を生かし、より多くの新郎新婦や家族にフォトグラファーだからこそ撮れる『温度や音や気持ちが伝わる写真』を届けたいと思い、Fika and Fotos 設立

2018年ウェディングフォトアワード金賞受賞

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